看護師を目指している方で、訪問看護ステーションで働く訪問看護師になる道を考えている人もいるのではないでしょうか。
実は厚生労働省の調査の結果、看護師のうちおよそ5%しかいないと言われている訪問看護師。
医療機関で働く大多数の看護師との違いは何があるのでしょうか。
医療機関で働く看護師は基本的には医師の指導、指示のもと患者に対して回復するためのケアを行います。
ケアは身体的なケアはもちろん精神的なケアもします。
業務の範囲は多岐にわたり、多くの患者を受け持つ場合もあるので責任のある仕事といえます。
訪問看護ステーションで働く看護師は利用者の居宅に訪問し、担当医の指示のもと健康状態の確認や医療行為を行います。
患者の居宅でケアを行うので、医療機関で働く看護師と比べて家族との交流が多いのが特徴です。
つまり、患者のケアだけでなく、家族の精神的ケアも多いといえます。
また、訪問介護の目的は利用者の身体的精神的回復・改善だけではなく、利用者が毎日を快適に生活するにはどうすれば良いのか考え実行するのも業務の一貫です。
ときには利用者が利用している介護サービスや福祉サービスとの連携をとることもあります。
訪問看護ステーション内だけではなく外部との協力も図り、利用者の快適な生活をサポートできるのが訪問看護師の魅力でしょう。
もちろん看護師の就職先には、医療機関や訪問看護ステーション以外にもあります。
一般企業の産業看護師になったり、保育園や幼稚園で看護師として働いたり、様々な場所があります。
自分の送りたい生活スタイルを叶えられる場所ややりたいことが叶えられる場所を見つけて、多くの人の健康に寄り添う看護師を目指しましょう。